癌にかかってみた。

2011年の3月末にまで話はさかのぼります。

とある診療所で、メタボ検診受けました。
肝臓の数値が悪いってことですぐ近所の内科で検査を受けなおしました。

念のためにレントゲン。肝臓を写しました。

そしたらなんということでしょう。
肝臓の後ろにちんまりおいでになられた腎臓がコブ付きだった!

「これって大至急レベルっすか?」
「大至急です」

というわけで大きな病院にかかりました。
CTやらなんやら検査しまくった結果。

「5〜6センチの大きさの腫瘍。良性でも取ったほうがいいです。」

で、5月末には開腹と相成りました。6時間の手術。
お腹を30cmすっぱり切られて、右の腎臓とお別れです。
周囲の脂肪組織にすでに浸潤していたようです。

そのときは取れるところは全部取ったそうで、安心しておりました。

その後はCTを数ヶ月に一度ずつ撮影して経過を観察しておりました。

ところが、2012年初頭。
数カ所に転移が発見されました。

体中に癌細胞が散ってしまったということなんですね。これ。

腎細胞癌は何十年もたってから再発することがあるそうで、
いつかは来るだろうなと思ってたら、もうですか。

現在、こいつを叩くための準備中です。

でもね。

妄想と闘っていた時ほどの苦しみはまだないんです。
癌というのも妄想なんじゃないかっていうくらい。
お腹思いっきり切られといて言うのも何だけれど。

別のページで書いたけれども、死ぬってのはなんだかよくわかんないものでして、
現在の心境は、死ぬというのに恐怖を覚えると言うよりか、
どっちかっていうと、死ぬまでに苦しむのが嫌だなって感じです。
身体的に苦痛なのはイヤでしょ。やっぱり。

もっとも、現代医学では緩和ケアというのが発達しているらしくて
それほど恐れるものではないのかなと思う反面、
採血されるたびに、看護師のおばちゃんの背中に
ハチの一匹も入れてやりたくなったり。

自殺したい自殺したいって散々言ってる人たちがうようよしてる中で、
死は確実なものなのだから、何焦ってんだって思いつつ、
私は生きることの苦しみを噛み締めていたりするわけで。

なんで死にたいんだ?みんな?

自分の思うようにならないからか?

こないだ何が生きづらいのか話してた人によりますと、
「何もすることがないのが一番つらい」
だそうな。したり顔でおっしゃってましたけれど。ああそうですか。

死に関しては傾聴も共感も超越する部分があって、
「死にたい」人は死にたくなるわけなんだけれど、
それ、なんかと死とをすり替えてないかい?と思う。

死ぬってなんだかわかんないことだって何度も書くけれど、
わかんないからそっちへ行きたくなるんだよね。
他の見える所がみんなダメダメに見えるから、見えないところに希望を託して。

まあ、たぶん落とし穴なんだろうけれど。
・・・死んでみなくちゃわからない?・・・そうですね。

人間みんな死ぬから、それまでの過程をどう過ごすかってことなんだけれど、
生きてる限り苦しみだけかい?ああそうかい。

私が「死にたい人間の気持ちがわかってない」とか言うなよな。

統合失調症の陰性症状で苦しんで、さんざん死にたかった私です。
晴れて死への切符を手にした・・・と思ったんだけれど、
最初っから持ってたんだよな。この切符。

これから転移が拡がって行ったら、足とかウデとか切断の可能性もあるし、
脳みそほじくられるかもしれないし。ああ怖い。
薬の副作用で「死なないために死ぬような思い」をするかもね。
緩和ケアが嘘っぱちだったらホントやりきれんわな。

 
 
でだ、4にたい4にたいって言ってる連中は、
なんかを考えてみてくれ。何を考えればいいかはそれぞれだろうけど。

たぶん考えるのも辛いんだろうな。それはわかる。私も辛かった。
こんなの大きなお世話だな。

でも、悲劇の主人公は楽しいからな。今の私みたいに。
酔っ払ってるようなもんだ。

考えるの楽しいぞ。っていうか「4にたい病」は嗜癖じゃないかと思ったりする。

ああ死にたい。どうやって死のう。
1回しか死ねないからよく考えよう。

早く死にたい人はなんで耐えてる自分をアピールするんだろうね?

私を含めて謎だよね。

 
 
 
まあ、とりあえず。
現状、統合失調症の寛解しているらしい私は
死にたい人の気持ちがわからなくなっています。
昔は痛いほどわかっていたけれど。
その記憶もあるけれど。

PSWとしては致命的ですね。
もっとも、ほとんどのPSWは実感としてわかってるとは思えない・・・。
あ、PSWは福祉職だからそういう面では関係が・・・ゲフン・・・。

まあ、とりあえず以上を読めばわかるように、
私はヤケになっているわけであります。

なんか文句ある?

オチもなければ芸もない。
垂れ流し文章をとりあえず現在の心境として残しておくのでした。

2 thoughts on “癌にかかってみた。

  1. はじめまして。私も統合失調症(寛解していると思いますが)と血液性のガン、悪性リンパ腫を患いました。
    リンパ腫は7年前になります。経過は一応良好で、5年経過したところで、もう再発は無いと思われると医師には言われました。
    30センチもの開腹手術大変でしたね。
    お気持ち分かります。私は抗がん剤6クールで死にそうになりました・・・。今でもその後遺症色々残っていまして。術後の後遺症も大変ではなかったですか?
    お互い、体もいたわりながら、(メンタルのことってガンになるとどうでもよくなったりしませんでしたか?)
    このやっかいな持病を完治目指して前向きに行きましょうね。

  2. はじめまして。
    リンパ腫は最近いい薬が出てきたそうで、副作用はキツイけれども寛解したという方にたまに出会います。
    術後の後遺症はそんなにはないのですが、寒くなると傷口がいたんだり…。
    肺も焼いて、脳も一部摘出しましてボロボロですが生きてます。
    メンタル面については、油断しないようにはしていますが、
    がんの関連で緩和ケア関連のサポートを受けるなどして切っても切れないところではあります。

    ステージ4、完治は多分ありません。
    でもがんと引き分けにまでは持ち込めるのか?というところでしょうか。

    前向きというよりは後ろを向いたうえで後ろへ行きたいかと思います。
    後ろ向きに後ろなら、結局前へ?

    ともかく、病気には付き合いつつ日々をこなして行きたく思います。
    コメントありがとうございました。

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