おじさんの通夜は明日、葬儀は明後日。
いとこの親たちがひとりひとり亡くなってゆく。
世帯主が変わっていく。
家のつきあいが自分の代の人たちに代わっていく。
私自身が喪主になる日も来るだろう。
少しずつ変わっていく。
激動の世の中で、少しずつ。
矛盾するけれど、人間の歩む時間はいろんな方向から見ることができる。
こころづもりをしている暇があるのかないのか・・・。
時間は流れてゆく。
あわてないように。
急ぎ過ぎないように。
でも、間に合うように。
覚悟を決めなくては。
現実は簡単ではないけれど。
足元を固めることからはじめないとならない自分。
これから厳しいことが待っている。
耐えられるのかな?
考えてどうこうなるものではないのかもしれないけれど。
それから考える。
精神科病棟に長期入院している方々。
彼らはそんな世間からも隔絶されていることがある。
私は悩めるだけ幸せなのか?
「あたりまえの苦労」のある断面を今見ているのか?
私は病気でずいぶんいろんなものを失ったと思っている。
でも、私よりはるかに多くのものを失っている人々が居る。
定額給付金?
世の中を見る角度が我々とは違うのだ。