バレンタインデーのネガティブな思い出

小学校2年生の頃。

ある日、ある女の子に「バレンタインデーにチョコもらってくれる?」と聞かれました。
「好きなようにすればいいじゃん」と答えたらさあ大変。
微妙な彼女の心は一気に花開いてしまいました。
みんなに報告しまくって、クラス中はその話でもちきり。

私がその子と両思いであるということになってしまいました。
クラス中が大騒ぎ。カップル誕生だ~ってなことに。

私が何を言っても「●●ちゃん~」と相手の子の名前しか答えなくなったクラスメイト。
小学生なので情け容赦はありません。会話が成立しない。
何を話しかけてもその子の名前を声に出されるだけ。
私はパニックに陥りました。

そして「将来結婚するんだって?」とかまで話は拡大。
他のクラスにまで波及する事態に。

バレンタインデー当日、クラスの女子のほとんどが放課後、
私が逃げ出さないように見張りにつきました。周囲をかこんでニヤニヤと。
私は心底恐くなって逃げ出しました。
町の中を追いかけられ、なんとか振り切りましたが・・・。

次の日、私は学校を休みました。
「チョコの食べすぎで休んだんだ」と男子連中は言いました。

相手の女の子とはそれ以来、口をきいていません。

その後、クラスでの立場はとてもつらいものに。
1年くらい尾を引きました。担任の先生は助けてくれませんでした。

各種対人関係を作ることに臆病になった遠因です。

今、考えるとその子には悪いことをしたと思うのですが、周りのクラスの連中は
いまだもって、思い出すだけで・・・。

 
私のトラウマです。
バレンタインデーが来るたびに、思い出していやな気分になります。

世間の明るい話題は私を暗くします。
病気になる前から私はおかしかったのです。

逆チョコが何だってんだ・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA