過去が重くたって。

私の師匠であり友人であり、特別な人である方にあることを相談しました。

・・・師匠の重い過去をほじくりかえしてしまいました。

人間、誰しも重いものを背負って生きています。
私たち精神障害者は重い障害を背負って苦労しています。

それを援助するPSWも仕事のときには見せないけれど、
それぞれに重い人生を背負っています。

そして悩み苦しみ・・・。
でも、仕事中はそれを表には出しません。
対等だけど対等ではないのです。

私がPSWとして行動するときに、自身の病気を盾にできないように、
師匠も自分の過去を封印して健気にふんばっているのでした。

援助者を批判するのも、援助者に要求するのも、我々の権利(?)ですが、
彼らもまた、人間であることを忘れてはならず、
ロジックだけでつき合ってはいけないのだと感じました。

逆に、機械的な付き合いに終始するというのも一つのあり方ですが、
それは、実を結ぶ付き合いになるのでしょうか?

巻き込まれには十分注意しながら、かつ対等に、親身に仕事をこなす
PSWさんたちには頭が下がります。

逆に、他に行く所がないからって福祉の道を選ぶ学生が居るとも聞きます。
彼らもそのうち重い人生の課題にぶちあたっていくのだろうな。と思います。
未来が重たいのですね。彼らは、多分。

とりあえず、師匠とまた一段と深い付き合いになりそうです。
一生ついていきますよ。師匠には。

そのくらい重かったのです。話してくれた師匠には感謝です。
自分のことを卑下する師匠ですが、
ゆえに、人の痛みを十二分すぎるほど分かる方なのでした。

具体的なことがかけなくてすいません。
そのくらい重い話だったのです。

PSWの扱う「ケース」としての障害者より重いかもしれません。
そんな人間的な部分を尊敬するのでした。

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