妄想による指導は御免こうむる

ここしばらく精神保健福祉士の勉強を

「過去問正答率97%」案に沿って行ってきたのだけれど、

過去問集繰り返し読んでてそのやり方って「妄想」「妄言」の類であることに気づいた。

「現実的」に今回の第11回試験を乗り切るためにはプラスアルファが必要だ。

それと、「普通の大人が持ち合わせているべき常識」でかなりが解けることも気がついた。

「試験馬鹿」になってはいけないのだ。

「専門職の持つべき良識」、作問者はそこを試験だけ考えてるものを排除するべく逆に突いてくるはずだ。

試験の知識だけで関門を通過しようとするとはねられる設問が予想される。

共通一次とかの「学力」試験ではないのだ。

一種の適性検査的意味合いも持たされている。

PSWは人を見るプロだ。そして、対人スキルの高い人たちだ。

彼らが作る問題だ。人を見る作問をしてくるはずだ。巧妙、かつ、ツボを押さえた・・・。

「学力」偏重の資格馬鹿ではいけないのだ。

試験3日前に来て気づいた。

事例問題への対策を考える時に気づかなければいけなかったことだ。

そして、具体的に考えると対策の鍵は「倫理綱領」あたりにあるはずだ。

あとは「精神保健福祉法」「自立支援法」などの考え方の「核」だ。

グランドデザインなどの資料が直接試験には出ないが回答を導くカギになる。重要だ。

本当はもっとたくさんの重要な事項があるがキリが無いので割愛。

危うくこの試験のキモを外すところだった。

あと2日で絞り込んで、思想的な部分を汲み取ることが必要だ。

「97%」過去問ができたって合格はできない。

同じ問題は出ない。4割重なる?問題を見てから言え。

過去問の知識的穴埋め作業は継続するけど、もっと大事なことがある。

無責任に人を振り回す発言をしたものにはそれなりの評価を下そう。

人を馬鹿にしている人間はそれなりの報いを受けるであろう。

自覚が無いならば、同じ過ちをいつかどこかでもっと深刻な形で繰り返すだろう。

自分を善人だと思う人間のほとんどは善人ではない。

PSW試験をバカにした者がいたことを記憶にとどめておこう。
 
 
 
 
 
試験しか出来ない人間も世の中には居るし、悪いとは言わない。

ただ、本質を見る(あるいは目指す)ことができない人間というのはさびしいものである。

ここしばらくもやもやしてたけど見えるべきものが見えてきた。

方向が分かったから全力で突っ切ります。

このままで行ったら、大きな後悔を残すところだった。

まあ、少々大げさな表現をしたけれど、間違ってはいないと思う。

信じるものに従って、闘うぞ。

16 comments

  1.  こんにちは。不況ですね。
     僕は医者に妄想があるなんて言われたことないけどねえ。
     幻聴もないですよ。
     思考障害ですね。
     1911年、スイスの精神科医オイゲン・ブロイラーは破瓜病、妄想病、緊張病などに共通して存在する「連合障害」などの症状を横断的基本症状として、スキゾフレニアの概念を提唱した。
    位の感じだと思いますな。
     シュナイダーの一級症状というのがまた趣が変わってくるのですが。
     妄想じゃないものを妄想と判断するというのは、思考に何かバイアスがかかっていて、的確に判断できないということでしょうかね。
     僕は、行政書士の過去問やったら一般教養で8割5分くらい出来たんで受験を決意して、半年後に法律の過去問題やったら、初見で7割くらい出来たので、同年に宅建の受験もしました。
     ちなみに、宅建は97%行きませんでしたが、宅建は一回落ちています。
     まあ、直前ですから、去年辺りの統計とか、法改正などチェックしておけばグッドかもしれません。

     ちなみに、この問題は分りますか?

    Q. 成人被後見人には選挙権がない。 ○ ×

  2. あさ says:

    >犬儒@編集人

    あなたはなにもわかっていない。

    成年被後見人の知識を振り回しても、それによって本人がどう思うか。周りへの影響がどうなるのか。生活上のハンディキャップはどうなるのか・・・。問題は簡単ではないことはわかりますか?

    知識を振り回そうとしていらっしゃるようですが、「成人被後見人」ですって?専門用語の知識も付け焼刃的なところが伺えますね。語るに落ちるってやつですか?

    妄想が無いといわれたことが無いならば、正常か?
    医者もバカではありません。「言っても無駄だ」と考えたと想像します。
    統合失調症だけが精神病ではありません。
    精神病質などといわれるものもあります。

    やさしいお医者さんにかかっていられることを幸せに思ってください。

    思考のバイアスというものは相対的なものなので、
    ご自身の思考を点検することをお勧めします。

  3.  あ、成年被後見人でしたか。
     民法の最初の方で出てきて、その後改正があったのでチェックしていたのですが、まあ、こういうときのリアクションとしては、やんわりと、「成年」ですか、とか言って、

     選挙は大事なことなんです。
     その人が参政権があるかというのは、死活問題です。

     まあ、静岡県でそんなことも分らなくなっているのでしょうかね。
     成年被後見人の人が、たとえ嬲り殺されようが、誰も彼らの意見を代表するものがなかったとしたらどうですか。
     スタッフが見て、「同じ人間だろうな」とか思っているだけでは実効力がないのです。
     成年被後見人は開放以前の奴隷なのです。
     わかりますかー。ほんとにわかってますかー。 

  4. ●最初の入院時の診察室でのいきさつ(事実上強制入院だったと見なせる)

    犬儒父「息子がD日報社に行くというので、D日報社に行くならその前に病院に寄れといったのですが。えっへっへー。」

    犬儒「僕の適職はマスコミだったかもしれません。印刷工の仕事などあるのではないかと思うのですが」

    バカ対応仕様精神科医「これは酷い」

    犬儒~学生時代のバイト先の放送局の先輩で現衆議院議員の人もいる。同級生で凸版印刷、大日本インキ就職者なども多数。東北大学工学部化学工学科卒。
     ちなみに犬儒を見てもその辺ふらついていた百姓の子倅とほとんど区別がつかない。強度の近眼眼鏡をかけていた。化粧品を買う小遣いなどが少なかったりし、家族に合わせるため、あまり容姿に凝らない風采をしているかとも推定される。

    犬儒父~早稲田大学卒の叔父などもいる。母親が幼年期に中耳炎で聴覚障害4級になったが、婿養子になる形式で結婚した父親が港湾労働の際の事故で数人の子供を残し犬儒父が0歳のとき死亡している。母親が士別市のやもめの農家と再婚し、両家合わせて三男ぐらいだったが、養父から土地を買い上げる形で農業を継いだ。やや借金があり、近隣の農家に比して貧困度が強かった。士別中学校卒。

  5.  この文書ですが、二つの文書を対比しますが、例えば「金持ち」に「農民」はどう見えるか」というようなことで示唆的な文書になるかと思います。だいたい農民が「統合失調症を発症する」というのは知的障害者が反社会性をあらわにするというようなニュアンスで地方の精神科医療で解釈されているというような通念があるのかもしれません。
     蛇足ながら、付記しますと、「知的障害者が性格がいいと思うのは、ある種の偏見」だとも思います。
     公的予算も少なく、初診30分程度、あと診察時間2分、2分、2分、といった状況で、事実関係の確認すら適切に行われていない精神神経科の診療現場の状況はあろうかと見なせようかと思います。
     どうも「反社会的な知的障害者」と見なされていたとも思しいのですが、統合失調症の治療薬などが処方されていたというのが、精神科医の関わる状況の困難さを示しているのかもしれません。

    ●犬儒回想
     十カ国人と会話した経験とかはありますね。
     衆議院議員が当選する23年前に同じ職場でたまに一緒に仕事をしたりしましたが、二人だけのときに手の大きさを比べあった程度のエピソードはありますね。バイト先の5歳ほど年長のチャーミングな女性でしたが、まあ、僕の天然ボケぶりに彼女はあきれていたりしたのかな。
     別にラジオのDJじゃないですが、ミュージシャンの椎名林檎さんから二回ファンレターのご返事をいただいたこととかあります。
     新潮社の村上春樹先生担当の編集者のSさんに連絡が取れたことがあるんですが、お仕事中に、僕の文芸評論を読まれたようです。その日は、「犬儒のHP」のユニークアクセス数が60人ほど増えました。新潮社関連でメールニュースなどが駆け巡ったのかもしれません。
     僕の司会した、往年のパソコン通信の精神保健フォーラムの特設会議室が、朝日新聞社の「アエラ」誌の巻頭特集で、一ページ程度のスペースを割かれて紹介されたことなどもあります。
     現在のところ、日本のかなりの僻地の存在ながら、国内の統合失調症患者の個人ページとしては、全国第二位のアクセス数があるかと認識しています。
     大学の学部の二年先輩の田中耕一さんはノーベル化学賞を受賞しておられますね。
     医師が評価しても、僕の高校卒業成績は過半数の医師よりよかったと判断するかと思います。
     まあ、そんなところかな。
     先に書きましたが、防衛医科大学の学生に「繊細な天才」とか言われちゃったですね。
     高校三年時で、部屋にあった電気製品は照明と短波ラジオだけだったですね。小遣いが月に二千円でした。
     ぐらいかな。
     統合失調症ですよ。

    ●旭川医科大学出身の精神科医の名言集

     (ホームページで発表している「回想14」の頃の通知票を見せて相談したら)「これは君が昔から反社会的な性格だったことを示している。」

     (30歳で測量手元の仕事を一ヶ月休んで自動車運転免許を取っていたら)「君は真面目に建設労働をやっているかと思ったら、無断で運転免許をとっているなど、まったく残念だ。」
     (当時の実家は、市街地から5km離れていた。)

     (バブル崩壊直前、疲れて東京から帰ってきたら)「ご両親はもう君の尻拭いをしたくないと言っておられる。」

     (38歳でやっと軽自動車を買ったら)「最近、車乗り回してるって聞いてますよ。」

     「防衛医科大学の学生が僕を繊細な天才と評価していました。」「そうか、わっはっは。」

     「よいニュースかと思うのですが、知り合いが代議士になりまして」「そんなこと誰も信じないぞ、5年だ!(ぶちこむぞ?)」

     「君は100%統合失調症だ。わっはっはー。」

  6.  こいつらほんとにエンジニアか、みたいな連中のごろごろいた会社を休職して、昔テレビ局でアルバイトしていて、凸版印刷などに就職していた同級生がいたことを思い出して、市内のD日報社で写植とか印刷工の仕事かないかと思って、行ってみると父に言うと、「D日報社に行くならその前に病院に寄れ」というので、「えっへっへー」というような父の説明のあと「僕の適職はマスコミだったと思います」というと、精神科医が「これは酷い」と言って、強制入院処置になった。
     看護士が、「あんたが会社でいくら偉い立場でもここではここの決まりに従ってもらうぜ、えっへっへー」とか言っていた。僕は社長と同じ学閥で研究開発職だった。
     この前確認したら、大学三年目で21万円しか仕送りをもらわなかったのに、父は僕がテレビ局でアルバイトしてたことを忘れていた上に、30年近くも僕が工学部じゃなくて理学部に進学したと思い込んでいた。

  7.  要するに、精神科に親子で行って子供がクライエントだと、大した問診もしないで医者は子供が親以下の存在だと思うんですな。
     うちの場合、父が孤児に近い、母親が聴覚障害者で実父がゼロ歳のときに事故死しているという人物なので、それで中卒の農民ですが、それ以下だとよっぽど酷い人物ということになります。
     問診とか、背景の質問とか、全然されませんな。
     親父が「えっへっへー、息子がさぼってる」とか言ってると、僕の懊悩とかがまったく医者に伝わらないわけです。
     未婚だといつまで経っても強制入院の権限が親にあることになります。恐ろしいですね。
     僕も市長とかよりははるかに学歴がいいんですけどね。
     田中耕一さんが学部の二年先輩でしたが、入試成績は田中さんよりよかったと思います。だいたい医学部現役合格できるくらいでした。
     僕を見て、自分より能力の高いような人物だと思う医者が少ないので、勘違いして誤診するのでしょう。

  8. あさ says:

    >犬儒@編集人

    あなたが対人関係を築く能力に欠けることがよくわかりました。
    私の提起した問題から話をそらしてまともに応対ができないようですね。
    まったく関係ない話を持ち出しても議論になりません。

    あなたの生い立ちなど戦時をくぐりぬけてきた方々の体験に比べれば屁でもありません。
    もっと世間を知るべきだと思います。

    はっきりいいます。病院でしっかり診察を受けてください。
    服薬もきちんとしてください。

    インターネットに接続できる環境にありながら、「妄想」の意味を調べることもできないんですね。病識がないというのは困ったものですね。同情してしまいます。

    あと、国語の勉強をしたほうがいいですね。
    文章とか書いても読んでくださる方が困ってらっしゃるんじゃないですか?
    周りの方が気を使ってくださっているふしもありますので、感謝なさった方がいいですよ。

    成年後見人の話題を出してきた理由はよく分かりました。
    誰かいい後見人の方が見つかるといいですね。

    私は頼まれたとしても、あなたの任意後見人にはなりたくありませんので、ご了承ください。

    いろんなところに首を突っ込まれているようですが、
    これからも体よく受け流されて、道化のような貴重な人材としてご活躍ください。

  9.  まったくいい加減な「診立て」ですね。本当に勉強してきたのですか。
     先が思いやられますね。
     医療被害とか増やすんじゃないですか。
     基本的に判断力が変ですよ。
     まあ、今のところ、「ヤブ」ですね。

  10. あさ says:

    > 犬儒@編集人
    では、以下の文章の投稿の意図をご説明いただきたいですね。

    ———————————————————————————
    http://www.neruko.com/blog/?p=1469
    > 犬儒@編集人 より:
    >2009 年 1 月 14 日 2:32 AM

    > 過去問二回目で70点も取れないような人を放っておくわけには行きません。
    > なんか勉強のやり方がわかってないという感じですかねー。
    > 今の調子だと、落ちると思います。
    > 過去問は97%できるようにしておいてください。
    > あと、まったく僕はアドバイスできません。

    ———————————————————————————
    まずは妄想の件です。

    >今の調子だと、落ちると思います。
    > 過去問は97%できるようにしておいてください。
    というところに端的に表れております。根拠が示されない以上妄想ととらえました。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%84%E6%83%B3
    >妄想(もうそう)とは、非合理的かつ訂正不能な思いこみのこと。

    なぜ過去問が97%できないといけないのかさっぱりわかりません。
    合理性を逸脱していませんか?
    ———————————————————————————
    なお、見過ごそうか迷いましたが、名誉毀損にもあたるかと思われます。

    >、 過去問二回目で70点も取れないような人を放っておくわけには行きません。
    > なんか勉強のやり方がわかってないという感じですかねー。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E6%AF%80%E6%90%8D%E7%BD%AA

    なぜなら、インターネット上は公然の場ですので
    >「公然」とは、多数または不特定のものが認識し得る状態をいう。
    に該当します。

    ———————————————————————————–
    侮辱と捉えることもできます。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%AE%E8%BE%B1%E7%BD%AA

    >「侮辱」とは、他人の人格を蔑視する価値判断を表示することをいう。その態様を問わない。抽象的な事実を示すことによって軽蔑する行為は、名誉毀損ではなく侮辱である。

    ————————————————————————————
    >今の調子だと、落ちると思います。

    さらにこれは私は侮辱であると共に、脅迫だと受け止めることもできます。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%85%E8%BF%AB%E7%BD%AA

    「一般人が畏怖するに足りる」ことが要件ですがわたしには畏怖に足りるものでした。

    ここもご参考に。抜粋しておきます。
    http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1590838.html
    >特定の相手に不安感や恐怖心を与える発言は、この脅迫罪に問われる事と成ります。

    >脅迫罪は相手に害悪の告知をすることで成立します。
    >害悪の告知の内容は、相手に対するものかまたは相手の親族に対するものでなければなりません。
    >>刑法
    >>第二百二十二条  生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
    >>2  親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。

    ————————————————————————————-

    > あと、まったく僕はアドバイスできません。
    とまでおっしゃったのですから、そこから静観なさっていればよかったのですが。

    ————————————————————————————–
    > まったくいい加減な「診立て」ですね。本当に勉強してきたのですか。
    > 先が思いやられますね。
    > 医療被害とか増やすんじゃないですか。
    > 基本的に判断力が変ですよ。
    > まあ、今のところ、「ヤブ」ですね。

    この発言についても同様な問題点が指摘できますが、省略します。
    あと、PSWは医療職ではありません。福祉職です。おまちがえなきよう。

    公の場での発言にはご注意なさった方がよろしいかと存じます。

  11.  広く勉強しすぎなんですよ。
     過去問で、本当に4割以上重なってないですか。
     じゃあ、受かる人はどうやって受かっていたのですか。
     そんなに頭いい人ばっかりじゃありませんよ。
     過去問と、実力を試しにやってみた予想問を97%程度完璧にできるようにして、分らないところを残しておかないことです。
     いま、あささんの脳内は「混沌」です。闇雲です。
     人に名誉毀損していて、自分が正しいと言い張る根性が傲慢です。
     もう時間がないので、法改正とか、去年辺りの統計とかチェックしておくといいかもしれません。
     一貫して、勉強の仕方がわかっていない方だという感はいたしました。

  12.  少し僕の小説から転載しますが、実の所、田舎の精神医療とかが、「ニートの成れの果て」とか、「認定されていない知的障害者が、切れた、ようなの」とか、「性格が病的に傲慢で食い扶持を稼げない奴」とか、多数扱っていて、精神科医が「馬鹿田舎者対応仕様」になっていて、普通の精神病患者に的確な診断をろくにしていないことが多いというのを書いておきます。
     半数以上くらいいたヤブ医者の僕への診立て違いもこのような背景があったものかと思います。

    「まあ、そうですね。それにしても診断とか雑だったと思います」
    「まあ、実の所僕は物事をあやふやにしなければならない立場なんですが、まあ、あからさまな事実誤認から生じた診立て違いなら修正しなければなりません。まあ、お父様が『謙虚』のつもりで言ったことがT先生の診立て違いを招いたようなことはあったかもしれませんね」
    「まあ、身内をこき下ろして謙虚ならば謙虚なのかも知れませんね。連帯責任のような意識がないですね。昔から家庭教育で向き合ってこなかったので僕のことに関して語る言葉を持てないでいて、自分自身に関しては正当化したいということなんでしょうね。それにしても僕が精神障害ということは変わらないんでしょうか」
    「回想のプリントアウトも読ませていただきましたが、精神分裂病という病気もやはりそうだとも思うのですが、特殊学級出身の方が家庭で『切れた』ようなケースでも『精神分裂病』という病名を用いたりもするのですが、三枝さんは本物の精神分裂病ですね。こんなことを言うと失礼のようにも思うんですが」
    「なるほど」僕はちょっと考え込んでしまう。
    「あと、一般論なのですが、傲慢な性格な方はしょうがありませんね。病的に傲慢な性格な方などもいます。人格障害という区分もあるんですが、過度に卑屈になるというような『発病』をしたあと精神分裂病という病名になっているケースなどもあります」
    「いるような気がします」僕も確かに病棟で見受けた。
    「この前三枝さん言っておられましたが、まあ、単純型精神分裂病に近い病態だと思います。あとストレス反応とでも言いますか、学生運動の影響などもあったでしょうし、そういう目だった症状の発症だったと思います。話が長くなってしまいましたが、まあ、処方を少し修正しておきましたが、不眠の症状が酷いのでまあ、この処方で服薬してみてください」
    「はい。まあ、学生運動の影響はありますね。解決の付かない問題に直面したような印象でした。行動がラジカルになります。というか、自暴自棄と言ったほうが近いでしょうか。昔のような焦燥感は減っているのですが」
    「そうですか。まあ、あまり良い薬がないのですが、最近よく眠れておられるならスタミナも回復しておられると思います」
    「そうですね。最後に一つだけお伺いしたいのですが、先ほどの『切れる』というケースはなんなんですか?」
    「障害を認定されていない知的障害圏内の人がなにかのきっかけで錯乱なさってそのあと医原性のショックで処遇困難になるようなケースもあります。適切な病名はないです。コミュニケーションができないので、なんともしようがありません。知的障害の年金が当たっていないケースが多いので所得保障の為に精神障害として区分するしかありません。ただしこれは私の持論です。知的障害者の年金の改革制度とか大事な気がするのですが、政治とか社会全般のことですので、なんともしようがありません。憲法第九条のようなことも世の中にはあります」
    「そうですか。ありがとうございました」
     診察室を去ってケースワーカーと面談する。そのケースワーカーは以前「三枝君のような人には障害者年金はあたらないよ」などと言っていた。だいたい患者を君呼びするのもなんだが、ある看護士はこちらの話をすると「じゃあ、なんでプーなのよ」とか言っていた。入院患者のほとんどにはまともな職歴はない。
     病院全体が馬鹿田舎者を扱うようにシフトしている。農家出身のある若者は「暴れたので入院させられた」と言っていた。親曰く「やっぱり駄目だったか」てなところだろうか。困ったことに初診のT医師にはそういった例と僕を区別できるデータがなかったのだろう。実の所ほとんどまともな問診はなかった。どちらにお住まいですかと聞かれたら、「埼玉県」とか答えたんだが、親父が全部取り仕切ってしまった。当初親父に「休職した」と言ったら、「首にされた」と怒鳴っていたのだった。
     それにしても、病理が本で読んだ都会の例と違うイメージがある。田舎では高校中退で大検を受けて進学するもなど居ない。ひきこもりだか知的障害だかよくわからない。病気ではなくても家庭内暴力などでも民法八二二条の教護院の代わりに精神科が利用される。極端に怠惰なケースの若い入院患者などもいた。
     市内の推定数百十五人の精神分裂病患者が一生で一年間だけ入院するのなら、病床数は二床でいいはずだ。それが五十床以上くらいもある。
     本当に病気の人は、小さな会社などに転職していてうまくやっているかもしれないなと思う。
     都会の壁は厚いというか、家族の病理だな、とふと思う。
     それにしても、と僕は思う。精神分裂病の人に所得保障するのではなく、所得保障したほうがいい人に精神分裂病という診断をするのかもしれない。ただ、医者はそうは公言しないだろうなと思う。
    (『暁』犬儒、本格派「当事者」雑誌、2008より)

  13.  人口二万数千人の当市の精神科病棟で、28歳の僕が洗濯をしていたら、準看のおばさんが、

    「偉いわね」

    とか言っていたですね。
     普段どういう奴らが入院していて、どれほど怠惰かということでしょうかね。

     医学理論がまず先にあるわけではありません。現実が先にあるんです。 
     親曰く「やっぱり駄目だったか」、本人曰く「暴れたので入院させられた」などというケースで精神障害の認定がされているのが実情なんですね。
     あと、日本にはIQ70未満の280万人以上の知的障害者該当者がいますが、実際に知的障害を公的に認定されているのは50数万人にしか過ぎません。
     日本国内には200万人以上の「隠れ知的障害者」がいます。
     医者が貧民管理で実質知的障害者の妄言を統合失調症患者の妄想と勘違いして分類して成本に書かれていたケースもあるかもしれません。
     精神科は精神病の治療がされる場というだけではなく、人間のクズを押し込んでおく施設でもあるのです。
     こういった歴史的経緯なども、勉強しておかれると良いでしょう。

  14. あさ says:

    >犬儒@編集人 さん
    私は少々あなたを誤解していたかもしれません。
    あなたの親密さを演出する書き込みを「なれなれしい」と受け取ってしまったのかもしれません。

    しかし、他人の試験勉強をその内容も調べずにアドバイスするようなことは軽率といわざるを得ません。あなたはPSWのことをまだまだ知らないようです。試験勉強は単なる通過点であり、長期的目標ではありません。

    わたしはPSWを目指す学生でもありますが、統合失調症の患者でもあります。
    そこは分かっていらっしゃると思います。入院経験もあります。
    短い間ですが4週間にわたって現場実習も受けてきました。

    それを踏まえて、あなたのおっしゃることは妄想的なところを感じます。
    地域差はもちろんあるのでしょう。病院によっても違います。
    患者によって対応の違う看護師などもいるでしょう。
    でも、そういうところばかりではありません。

    私たちは、まだまだ勉強をしなければならないのです。
    試験が合格できるかどうかは副次的なものです。
    社会を変えるというと大げさなのですが、身の回りを少しずつ変えていかねばなりません。

    国家試験だけでしたら、私もまったく目算が無いわけではありません。
    ただ、私のやり方があるのです。入院している患者さんが人それぞれのように、勉強も人それぞれなのです。

    犬儒さんも精神病院の成り立ちや処遇の移り変わりをもう少し広く学ばれた方がよろしいかと思います。医療は日々進歩しています。ナースも変わっていきます。PSWの学習過程でその内容は徹底的に叩き込まれます。あなたは今のままでは過去の偏見にとらわれ、現実を見失ってしまうと思われます。病院スタッフも努力しているのです。努力が実を結ぶのは難しいのかもしれませんが。日本の医療福祉はいま変革期にあるのです。

    あなたの知っていることで私の知らないこともあるでしょう。
    そこはわたしもあなたの言うことを理解したいと思っています。
    これだけ熱い対話が成立するのですから。

    しかし、ノーマルな対話の積み重ねが無ければ、理解しあえることは難しいです。
    小説に思いを託すあなたのやり方はユニークで、尊重されてもいいところはあります。
    でも、決定的に焦点がぼやけてしまうのです。とくに抜粋では・・・。

    小説は誤読される運命にもあります。読者の解釈はコントロールしづらいのです。

    私もあなたのことを少し厳しく非難しすぎたかもしれません。
    完全には謝罪しませんが、部分的には謝罪します。すいませんでした。
    しかし、あなたも傲慢です。

    知的障碍者のことを話題にのぼらせていらっしゃいますが、彼らの人権のことももう少しお考えになった方がよろしいかと思います。PSWは精神科領域が専門ですが、他の障害をお持ちの方々とも協力し、よりよい社会を作っていかなければならないのです。他の福祉領域の勉強をもう少し深めてみてはいかがでしょう。新しい視野が開けるかもしれません。(知的障害の福祉は精神障害の福祉より先行して来た歴史があります。あと、市町村の担当者の柔軟な対応で救われる方は多くいらっしゃるはずです。)

    あなたの文章を読んでいると、入学試験や大学での勉強など、形式にとらわれ本当に何を学ぶべきなのかを見失っている感触を受けます。それはあなたが私の資格試験に対する勉強方法に感じる違和感にもつながってくることだと思います。

    若い時に思い描いた将来が崩れ去るのは私にもよくわかります。
    でも崩れたところからまた積みなおさなければなりません。
    PSWの資格取得はそのためでもあります。
    私の積み上げ方に異論をお持ちのようですが、
    私の人生を積み上げていることをご理解ください。

    「現実が先にある」そのとおりです。
    そして現実は不条理で醜く、かつ先読みができないのです。
    でも、現実にはその場で対処しなければなりません。

    PSW試験の中には事例問題といって、場面を設定した上で適切な対応を考えさせる問題がたくさんあります。ベストではなくベターな方法を探せるように考えさせるのです。
    その設問に答えるために私は広範囲の勉強を重ねている面があるのです。
    PSWの試験問題作成者はよく考えています。
    偏った勉強をすれば受験生は崩されてしまいます。

    そうそう、「人間のクズ」などという言葉を不用意にお使いにならないでください。
    そんな言葉が簡単に出るとしたらそれはあなたの「怠慢」です。
    状態のひどい患者さんを見たことがおありなのだと思いますが、
    彼らだって回復する余地があるのです。厳しい道のりですが。

    お互い、まだまだ未熟なのです。
    だから私は勉強し、人間を知るためにあなたとも対話しようとしているのです。

    けんか腰になってしまったことは申し訳なく思います。
    しかし、あなたももう少し目を覚ましてください。

    闘病はつらいです。同病ゆえに想像ができます。
    社会的に苦しいのも他人事ではなく、痛みが伝わってきます。

    試験を目前にして時間が惜しいのですが、
    あなたとの対話はそれを上回る期待を私にもたらしてくれます。
    なにかが開ける感覚というのが分かるでしょうか?

    そうそう、けんか腰でもつきあっていく事ができるんですよ。
    あなたにはそれができるだけのタフさと知識があると私は踏んでいます。
    若輩者が何を言うかとお思いでしょうが、落としどころを探すとすればそこだと思います。

    これからも喧嘩しようじゃありませんか。
    互いに理解しあえない人間が対峙すれば喧嘩になるのは当然です。
    だからそこから何かをつかむことができるのだとおもいます。

    精神科に限らず、戦争は医療を発達させます。
    健全に、危険の無い闘いをこれからも続けていこうという
    提案をしたいのですがいかがでしょう。
    分かり合えないことを前提に、互いを尊重した喧嘩です。
    不可能ではないと思うのですが・・・。

    勝手な申し出ですのでいかように捉えられるかわかりませんが、
    そのように考えます。

    ・・・試験勉強ができないじゃないですか・・・。
    以降、返事が遅れるかもしれませんがご了承ください。
    試験には全力であたっていきます。

    私のやり方で、ですが。

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