自分のことをしゃべりすぎる若者たち

コレ読んだ。

 
 
目次見てみると。

1章 しゃべりすぎて失敗する場面
2章 しゃべり過ぎる環境の拡張
3章 「自分のプロモーション」はしないのが勝ち
4章 ネット弁慶の立ち往生
5章 沈黙に勝つ方法

という感じで興味をそそります。

「いらんこといわずに黙るべき時は空気読んで黙ってるのが吉」

という内容なのかな?
自己顕示欲や自己承認欲求のためについついしゃべったり書いたり。
しゃべって良い場とそうでない場があるということと、
社会性と社交性は違う。
社会性は社会生活を営むことができる資質・能力
社交性は人付き合いが好きなこと
ネットでうまく立ち振舞えても現実世界ではそうは行かない人がいる。
ネット弁慶は社交性が高く社会性がないとか。

最近の新入社員は「上から目線」が多くて自意識の肥大が抑えられない人が多い。

 
参考になった点は、会話の中で「沈黙になったらしゃべるな」というところ。
こういう場面では、行き詰まっていることが多いので、あえて喋らずに、
目上の人間がブレークさせるのが正しい流れなんだそうな。

多くの場合寂しさに耐えられない人間が余計なことをしゃべってしまうとか。

 
 
 

 
なんだか、参考になるようなならないような。
自分を省みて、このブログ含め、しゃべりすぎの傾向はあるけれど、
しゃべらないと全然物事が進まない状況というのは多々あるわけで、
そういうときどーすんの?ってのは問題として残りました。

会社に就職する際、面接ではその人が色々アピールするのを見るんだそうですけれど、
一番見たいのは、その人が組織の歯車の中でうまく機能してくれるかどうかだそうで、オンリーワンの人間かどうかなんてのはどうでもいいんだそうです。

個性を主張してもダメで、アドリブで窮状を切り抜けられるかとか、機転が利くとか、うまく周りと関係を作っていくことができるのが必要とか。

最近の学校は、少子化もあって学生が「お客さん」になっていて、そのへんダメなんだそうです。

 
  
 
 
で、新書なりの内容の濃さで軽く読めるんで、それなりの本でした。
・・・と上から目線でバッサリやっときましょうかね。

この本、ちょっとなんかがズレてないか?
と思うんだけれど、この違和感はどこから来るんでしょうねえ?

たぶん、ネットで活動するには発信しないことには存在すらないものになりかねないという部分が自己主張の話になっているあたりだと思うのだけれど。

なにごともほどほどにということでしょうかね?

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