ホームページと言いましても

「ホームページ」という言葉は通じるようで通じない。

人によって「ホームページ」の意味する所はまるで違う。

「ブログ」を含んでいたり「SNS」を含んでいたり
ECサイトみたいな「webシステム」だったり、
そうなるとgmailみたいなのも「ホームページ」に入ってきたり、
yahooやgoogleも「ホームページ」だったり、
パソコン開いてネットに繋いで見るものみんな「ホームページ」扱いだったり。

場合によってはもっと広い可能性もあったり。

web環境含めてみんな「ホームページ」だったり。

そんななか「ホームページ」作ってよという依頼に対して応えるのは非常に難しい。
相手の認識の度合いがどうなのか、何をイメージしているのかから探らないと。

ホームページ管理するのは自分たちでやるから…と言ってその規模がどれだけのものか
把握していないケース。

ホームページ作り直して…と言ってまるで別もの要求しているのに、前と同じくらいの金額要求するケース。

いろいろトラブルに巻き込まれています。
ホームページの概念がおかしなことになっているから。

みんな自分がなにを注文しているのかわからないまま、注文し、納品したら文句つける。
何を取り扱っているのか、わからないまま、取り扱ってコケる。
あとで説明しなかったこっちが悪いことにされて責任だけ持ってこられてもねえ。
注文通りにこなしても、注文以上にこなしても、文句は発生する。

ホームページは印刷物と同じだと思ってる人もいる。

極端な限定と拡大解釈の中で、翻弄される。

そして、それが「何」なのか注文する前に明らかにしてくれる人は本当に少ない。
何を注文しているのかわかっていないから。

食堂でメニューを見せられても味はわからない。
でも、まずくたって、メニューの金額は支払われる。
メニューなめれば味がわかるわけでもないのに。

でも「ホームページ」となるとあとからあーでもないこーでもないと口が出てくる。

しかも、メニューに書いてあった価格は曲げられない。と。
そしてメニューを理解しないし、できないし。

だから、あらかじめ説明したり相談したりして納得してもらっているはずなのに、
「ホームページ」ってのがなんなのかバラバラなので、アレがないコレがない…。
仕様書書いても理解できない相手にはあらかじめのコンセンサスが得られない。

そして、「ホームページ」の作成は迷走して行く。

価格決定はどこかにすっ飛ぶ。

請負仕事は時間かける労働力で価格が決まるんじゃなくて
顧客に与えた価値で価格が決まる・・・と思うと、
「ホームページ」に関する勘違いは後からひどいことになる。

というわけで今日はその辺をどう説明すればいいのやら…。
みんな「ホームページ」って何か「自分はわかっている」&「予算は見当つかないから考えて」という姿勢。

どうしろっつーんだ。後から空中分解起こしても知らんぞ。

責任は誰が取るのかわからない。そして誰も取りたくないのだ。

盛りだくさんでも少なくても、見栄えはどんな形でも、文句は出てくるに決まってる。

勝手にやったあいつが悪い…というのを避けるためにみんなにアンケート取りましょう。
理解していないものに対してアンケート取って意見が集約されるわけがない。
結果が有効なものにもならない。

だって土俵が同じでないところでの相撲だもの。

・・・ってのを、分かってもらいたいのだけれど、分かってもらえないようだ。
どうもみんな自分は「わかっている」と思っているから。

分かっていなくてもいいんだけど、共通の土俵で話そうよって、
アンケートに工作したらそれは過剰だとか聞く必要が無いとか…。

土俵作りで力士の勝敗を語り出すような雰囲気。

さあてどうしたものか。

ホームページの価値の金額換算も出来ない状況。
価値からの予算決定も出来ない。

でも、安いほうがいいって…。

失敗が運命づけられてるようなものに巻き込まれてしまっています。

なげーよ。この記事。失敗だ。

11 comments

  1. シバ says:

    あぁ、アレだろ、アレ。

    踏むと1点もらえる五角形の白いヤツだろ。

    知ってる知ってる。

    大きさこのぐらいで、ゴムっぽいけど重い素材でだよねっ

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