今回の大阪での失敗と不安要素。

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住居探しは、就業・生活支援センターの紹介してくれた不動産屋さんを通じてやっているのですが、どのくらいの情報が伝わっているのかがわからなくてちょっと失敗。守秘義務との関係で難しいところではあるのですが。

話を進めていくうちに当然、こちらの情報を出していくことになるわけですが、自分が「統合失調症」であることが不動産屋さんに伝えられていなかったことが判明。クローズド状態だったものをうっかりオープン状態にすることになってしまいました。失策やったかな・・・。

で、その不動産屋さんは統合失調症をオープンで家主に交渉したことがあるそうで、その時は家主が受け付けてくれなかったとのことでした。しかも複数のケースで。ありがちなことなのでしょうか。

そのあたりの調整を就業・生活支援センターに期待していたところがあったのですが、ただ、不動産屋に大雑把に紹介をしてくれただけのような気配が。また、不動産屋も不動産屋同士の連携があり、今回は孫請け的なところが契約関係を処理することになるようです。

障害があることによって差別を受けるのであれば、ハッキリその旨言ってくれればいいのですが、間に不動産屋が入ることによって家主と直接交渉をするわけにもいかず、社会の理解が進まない現状に対してアクションを起こせないことになります。

これは、職業紹介についても同じことが言えるわけで、人と人とのつながりの間に入ってくるコーディネーターの役割がある種の弊害を生んでいるところもあるのだろうかという気にもなります。コーディネーターは守秘義務をどこまで守るべきか。最初に申し込む時の約束としては、支援に必要なことについては情報を相手方に伝えることがある…といった感じの取り決めをするのですが、具体的に動いてみるとこんなあいまいなことではいけないわけで、難しいところではあります。

今回の移住については、ワーカーとしてどんな動きをして生活や就労を支援しているのか、自分がワーカー側に立ったらどんな感じになるのか想像しつつ、各機関にお願いしてみて様子を見ているのですが、学校で習う原則と実務との差はやはり大きいわけです。就労継続B型でも感じていたことではあるのですが。

理想と現実。

この乖離をどこまで解消できるか、自分を実験台にいろいろ試してみたいです。

あんがいあっさり事が進むかもしれないので「考えすぎはよくない」みたいな、私としては気持ちの悪い結果になることもありえるわけで、これから1週間ぐらいが「何か起きる」期間であり、緊張が高まっています。

なんで「考える」ことをやめろとみんな言うんだろう。
そりゃ考えた通りに事が進まないのはわかってる。良くも悪くも。
でも、結果良ければすべて良しでは、他に応用が利かないじゃないかとも思うのですが。

まあ、不安が私を駆動する主な動因なのでそう言われるのかもしれないけれど・・・。

さて、どうなることやら・・・。

期待すべきことをまちがえているのか。自分が主体となるのが本来なのか?
自分が主体になるというのはどういうことなのか・・・?

なんかよくわからなくなってきました。

でも、自分のために動いてくれている人がいることは確かです。
感謝の気持ちは忘れないようにしたいです。

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