素朴な疑問である。
パスタと焼きそばの決定的な違いはどこにあるのだろう?
和風パスタと言えば、焼きそばに限りなく近づくのではなかろうか?
と、いうことで、トマトソースにもやしは合うのかどうなのか今悩んでいる。
細めのパスタをゆでてカットトマトを缶から投入。これだけでうまいのだけれど、
和風パスタである焼きそばはもやしを加えることで強力なおいしさを発揮する。
ならば、洋風パスタでももやしを入れたらうまくなってもおかしくないはずだ。
悩んでいる。独身のときならば思い立ったらすぐに実行できたのだが、
今はやんやんに家計の管理を任せてるので、無駄遣いだと責められるのは目に見えている。
たとえ、それが29円のもやしであったとしてもだ。
うかつに実験は出来ない。
さらに、2人前作ることが条件になってくる。
腐っても(腐っちゃいないが)夕食なのだ。
やんやんの口に合わなかったら、大変気まずいことになる。
気まずいだけならば良い。精神的に圧力をかけられたらばこちらはひとたまりも無いのである。
さて、味付けの詳細なのであるが、クレイジーソルトなどでペペロンチーノ風にすればかろうじて塩焼きそば風になるであろう。
しかし、今回の眼目は「トマトソース」にある。
もやしが大抵のものに合う食材だとはいえこれは冒険ではないだろうか?
やんやんにトマト風味焼きそばだとごまかすことが出来るのであろうか?
今晩の夕食は生死をかけて・・・いや、父親の威厳をかけての勝負に出ることになるのであろうか。
アカさまはやんやんの味方である。母乳を出せと言われて出せる父親はおるまい。
戦闘単位2対1の闘いが勃発する可能性をはらんだこの計画。
無茶ではない。
勝機が少しでもあれば挑むのが父としての態度であろうか。
勇気を持って挑戦すべきであろう。
恐怖を克服して自らの新境地を切り開いて行く姿をアカさまに見せたい、いや、見せねばならない。
今回の挑戦は私の生き様が凝縮されているのである。
豆をトマトソースで煮るのは定番だ。うまい。
発芽後のもやしでもうまくいくはずだ。
そうだ。
悩むことなど無い。
今晩はきっと幸せな晩餐が待っていることであろう。
希望を胸に、野望を掲げて突き進むのだ!
・・・やんやん・・・怒らないでね。
おやつちょうだいね。