
京都から大阪に飛んで帰って、
引越し先候補物件の夜の状態を観察してきました。
先日はごみの散乱が見られたものの、
今日はきれいでした。
周辺は高校と公園が近く、いい環境です。
ただ、公共交通機関から少し距離があります。
まだ決定ではないのですが、家賃からしてこんなものかなという感じです。
不動産屋さんの話術にはかないません。
プロはすごいです。
対抗すべく、できることは少しでも。
師匠の入れ知恵もたっぷりです。
今後どうなるかな・・・。
「鈍感力」渡辺淳一 を読みました。シバさんのおすすめです。
対「軽症神経症」対策本といったところでしょうか。
繊細に、細かいことに注意を払い、緻密な作業を仕事としている人には毒かもしれません。
いいかげんさが許される世界と、許されない世界があります。
私が前に務めていた工場では、いいかげんさがまかり通っていました。
社長以下、いい加減のかたまり。
経営戦略もいいかげん。品質管理も製造計画も人事もみんないいかげん。
まさに鈍感力の支配する会社でした。
しかし、ISO重視という世の中の流れに逆らうことはできません。
いい加減さをなくすために大量の書類が作成されました。
わたしはそれにからんでいました。ISO9000関連ですね。
会社の仕組みをマニュアルに落とす作業になるわけですが、
鈍感力溢れる会社では、マニュアルなんて作れません。
すべてがいいかげん。
検査していない製品が検査済みとして出荷されているのです。
検査のマニュアルをどう作れというのか・・・。
生産設備もボロボロです。加工機械ごとにまるで違った癖があります。
そこをだましだまし使っているのです。
同じものを違う機械で作れば(機械のスペック、種類はまったく同じ)
同じかというと、それが全く違う。
さらに、材料も品質が一定していない。
さあ、鈍感力の出番です・・・。
日本の自動車はそんな鈍感力によって作られた部品を使用しています。
最高益を享受していた昨年までに下請けをどれだけ救っていたのか。
現在の窮地でそのツケが回ってくることでしょう。
ナイーブな神経では勤められない日本社会。
その象徴としての「鈍感力」だと思います。
読んであんまりいい気持ちがしなかった。
まともそうにみえて、まともじゃないということがあります。
両極端はどちらもいけないのでしょう。
中庸というのもまた違う。
適切なところに適切な配慮を。
それが知恵というものだと思います。
大阪での新居候補交渉開始。
大阪府北部を中心に探すがかなり南よりに決まりそう。
一発で決まるか否か?
仕事のほうもうっすらみえてきた。ただ、甘い言葉に気をつけないと。
この業界、食ってくだけで精一杯なところも多い。
いろんなところを回って。
本日は一日、忙殺。
ホテルについてやっとこさ更新。パソコンの順番待ちでこんな時間に。
明日は京都か?死ぬほど人がいそう。
取り急ぎ更新だけしときます。
つかれたよう。
追記 2009/04/11 9:00
ホテルの無料朝食サービスにぎりぎりセーフ。
セルフサービスで食べたいだけ食べるのだけれど、すごい量の残飯が出てる。
・・・もったいない・・・。
自分はサラダだけでもおなかいっぱいなので、環境にやさしいのかやさしくないのか・・・
自分のとったぶんは残さず食べたけど・・・。
「10cmの夜空」山下南穂子 を読みました。
精神科病院への入院体験記です。
ブログをまとめた本なのですが、リアルです。
この本に書いてあることは、私の入院した時の体験とも符合するし、
昨年の精神保健福祉援助実習での実習体験とも重なります。
かなり入院体験者の感覚を正確に表していると思います。
言ってみれば「生々しい」。
患者さんにもいろんなタイプの方がいらっしゃいます。
この本にもいろいろな人たちが出てきます。
大人が閉鎖された空間で管理されながら生活する。
病気に果たしてプラスになるのかマイナスになるのか?
そこを考慮して様々なタイプの病棟が作られるようになっています。
それがいいことなのかどうかはわかりませんが・・・。
多人数で生活すると当然グループができてきます。
グループから外れる人も出ます。
一般社会の中で精神障害者が一種のくくりのようなもので扱われるように、
病棟内では患者グループでくくられていきます。
友好関係、敵対関係。一般社会の縮図がそこにはあります。
ただ、急性期の他人どころではない方や、慢性的に具合の悪い方は別として。
この本はその様子を等身大に描きだしています。
精神科病棟に入院するとどんな感じなのか、
雰囲気を知るにはとても良い本だと思います。
ただし、極めて主観的な視点で描かれています。
なぜそのような状態に置かれるようになったのか。
医療側の事情はどうなのか。
あわせて知ることが必要だとも思いました。
単純に感想を言えば「ああ、そんな感じだよね」・・・です。