一気に読みました。
「うつ病」「アスペルガー障害」「アルコール依存症」「PTSD」・・・。
マスコミの煽りや精神医療の政策、中途半端な理解による対応、精神科クリニックの乱立、疾病利得、・・・。
現在の精神病にいろいろな事情が絡み合って、様々な不都合が発生しており、また、不都合を食い物にしているものが居て(この本ではそこまでははっきり言ってないけれど)本来の治療が必要な人たちに悪影響を及ぼすとともに、精神医療の信頼を損なおうとしているという警告の書でした。
いろんな人のブログ読んでると、ときどき「おや?」と思わされるときがあります。
今までいろんなタイプの精神病者を私も見たけれど、著者の言ってることが分かるような気もする人がいたなあと、思い返しています。
で、逆に私自身はどうかという事なんですが、昨日書いたブログ記事での「お昼寝」に関して、ついたレスの寛容さがサイコバブルを招く性質のものであるかもしれないと、自省しております。
自分にもっと厳しくならなくちゃ。
この本。さすがにいつものこの著者の本らしく、症例がいっぱいで分かりやすいです。ゆえに、自分自身を振り返り、類似点を見つけて反省させられます。
「調子が悪いから休みます」はどこまで許されるのか?
免罪符はいつか効力を失うでしょう。
でも、だからといって、私の病気が治る事は無いわけで、
そこを自己コントロールする事が重要になって来ます。
難しいです。この本は簡単に読めるけれど、内容の本質は非常に難しいです。
病識の無い精神病と、詐病に近い精神病。そして、全くの詐病。
きわどい判断が求められ、精神病者と精神科医は試されていくのでしょう。
我々は、自分の病気について語るとき、もっと慎重になるべきなのかもしれません。
声を上げていく事は大事ですが、見当違いの声を上げ続ければどうなるか・・・。
よく考えていかないといけないと思いました。
・・・で、考えて欲しい人は、考えないんだろうなあ・・・。
私はどっちの側なんだろうか・・・?悩ましい事です。